アリババ(9988)は23日夜公告を発表し、今月8日に公表した傘下アント・グループ発行済み株式の7.6%の自社株買戻し計画は同日のアント・グループの株主総会で採択されたことを明らかにした。
買戻し計画発表日のアント・グループの評価額は5671億元(784億8千万ドル)で、7.6%の株式は凡そ431億元に相当する。
アリババはアント・グループがいくつかの業務セクターでの重要なパートナーであるため、今回の買い戻しに応じず、同社株を手放さないことを表明した。
買戻し計画の主旨について、社員持ち株計画を推進し、よりよい人材を誘致することと株主の流動性に対するニーズを満たすためとしているが、すべての株主が持ち株比率内で自由に(応じるかどうか)選択することができるとしている。