中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)はこのほど、今年の第5世代移動通信システム(5G)対応スマートフォンの市場投入計画に変更がないと表明。新型コロナウイルスの流行が続く中でも、生産再開向けの措置を確実に講じているという。新華社通信が24日付で伝えた。
同社の王翔総裁は「5G製品の発売戦略に変わりはなく、年内は少なくとも10モデルの新型5Gスマートフォンを市場に投入する」と述べ、市場展開に自信を示した。
同社は新型コロナの流行と闘うため、社員とサプライチェーン企業に対して必要な物資と支援を提供するとともに、世界中の被害地域に支援物資を寄付してきた。
同社サプライチェーンの業務再開率は19日時点で80%に達しており、最新の5Gモデル「紅米(Redmi)K30Pro」も予定通り発売できるという。