中国通信機器大手の華為技術（ファーウェイ）は１２日、上半期（１～６月期）の事業報告を発表した。
売上高は５．８％減の３０１６億元で、純利益率は５．０％だったが、前年同期の純利益率は９．８％だったので、これに基づいて計算すると、上半期の純利益は５１．９％減の１５０億８千万元であると推測できる。
売上高の内、キャリア向けセクターは４％増の１４２７億元、全社売上高に占める割合は４７．３％、企業向けセクターは２７．５％増の５４７億元、同１８．１３％、消費者向け末端業務セクターは２５．３％減の１０１３億元、同３３．６％となる。
半導体の供給制限でファーウェイのスマートフォーンの市場シェアはその他（Others）に分類され、売上高への寄与度も５０％超から３３％前後まで後退した。