中国アートトイ大手の泡泡瑪特(ポップマート・9992)がこのほど開示した株式持分変動情報によると、創業者の王寧氏は支配株主を務める海外法人経由で今月24日、2170万株を売却したことが明らかになった。
売却代金は凡そ15億6200万香港ドル、売却後の持ち株比率は50.34%から48.73%へと引き下げた。
創業者による売却は21年以来、およそ3年振りのこと。
同社が今月22日に発表した今年第3四半期(7~9月)決算は売上高が62.0%増の45億6千万元(うち、中国内陸市場は31.5%増の32億1千万元、海外市場は約260%増の13億5千万元)、調整後純利益が90.1%増の10億2千万元だった。