中国株式市場の監視機構である中国証券監督管理委員会(CSRC)は23日の会見で、2024年のA株上場会社の配当総額が2兆4千億元(1元=21円)で、史上の最高額を記録したことを明らかにした。
CSRCは上場企業に対して利益を株主に還元するよう直接指導し、多くの企業がこれに応じ、上場インデックス中国A株CSI300の配当利回り率は3%に達したという。
同日の会見で、CSRCは国有と民間の保険会社に対し、長期投資の一環として新規年間保険料収入の30%をA株に投資するよう奨励する政策も発表した。