寧徳時代 香港上場2日で株価26%上昇

 車載バッテリー世界最大手の寧徳時代(3750)が20日香港市場にセカンド上場し、初日は発行価格比16%高、2日目の21日は10.19%高の337.40HKDまで買われ、上場2日で26%急騰し、時価総額が1兆5314億香港ドルまで膨らんだ。
 同社は深圳市場にも上場し、今年2月に香港証取に上場申請を提出。5月6日香港証取のヒヤリングを受け、12~15日申し込みを開始し、発行価格は募集価格上限の263HKDと、深圳A株とほぼ同価格で決めた。調達資金は357億香港ドルで今年世界最大のIPOとなった。
 創業者の曾毓群CEOは、CATLは単なるバッテリーと部品のメーカーだけでなく、システムソリューションプロバイダーでもあり、ゼロカーボンを目指すテクノロジー企業でもあるとあいさつした。
 同社は大型トラック向けの標準電池パック「75♯」とフルシナリオのシャーシ電池交換ソリューションを中国国内で発表した。

 

 

 

 

 

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