中国新エネルギー車(NEV)新興勢力の小鵬汽車(9868)傘下の小鵬匯天は3日、分体式(空を飛ぶ部分と地上を走る部分が分かれる構造の)飛行自動車の実車をメディアに初公開した。
同日公開飛行も実施した「陸地空母」は今年11月の珠海航空ショーに初の有人飛行を実施し、同月の広州国際モーターショーに出展する予定で、今年末に予約販売の計画を打ち出している。販売価格は200万元(約4千万円)/台で26年に量産し交付する予定となる。
親会社、小鵬汽車の8月のNEV販売台数は前年同期比3%増の1万4036台、1~8月の交付台数は17%増の7万7209台だった。