平安保険(2318)傘下でインターネット医療の平安健康科技(1833)はこのほど特別配当を実施することを発表した。
それによると、同社は保有する自社株の差益から既存株主に1株当たり9.7香港ドルの特別配当を実施し、合計108億5千万ドルを投じることになる。同社時価総額は現在約67億香港ドルで、配当額は時価総額を上回る。
同社8月に発表した中間期決算は売上高が22億9400万香港ドル、純利益が6206万香港ドルで、黒字転換を果たしたが、23年の本決算では、9年連続の赤字で、累積赤字額は70億香港ドルに上る。
配当の権利落ちは12月6日で、25年1月24日に配当が付与される。