春節(旧正月)後、初取引を迎えた香港市場では、銀行株が全面高となった。
株式制銀行の招商銀行(3968)の株価が14日、前日比5.03%高の30.25HKDで取引を終えた。農業銀行(1288)やゆうちょ銀行(1658)、建設銀行(0939)、中銀香港)(2388)なども上昇した。
春節前日の9日、中央銀行の中国人民銀行が発表した1月の新規人民元建て融資は4兆9200億元(1元=約21円)と前月から急増し、市場予想を上回った。
また1月の社会融資総量は6兆5千億元(市場予想は5兆5500億元)で、前月は1兆9400億元だったので、こちらも市場予想を大きく上回った。
流動性増加の期待で銀行株に買いが集まった。