中国検索大手の百度(バイドゥ・9888)が21日に発表した2024年第3四半期(7~9月期)決算は、売上高が前年同期比3%減の336億元、コア業務の売上高が横ばいの265億元、純利益が17%増の75億4千万元だった。
部門別では、オンラインマーケティングサービスの売上高は4%減の188億元、非オンラインマーケティング事業(スマートクラウドなど)は12%増の77億元となった。
傘下動画配信の愛奇芸(iQIYI)の売上高が10%減の72億元だった。
百度APPの登録ユーザー数は9月末現在7億400万人となり、同社注力の生成AIの基盤となる大規模言語モデル「文心大模型(アーニー)」の11月の一日平均コール(呼び出し)回数は8月の6億回から15億回へ大幅に増えたという。