米中貿易摩擦がさらにエスカレートしている。米国は23日中国からの160億ドル分の輸入商品に対して25%の追加的関税を正式に発動した。これに対して中国側も即座に同額の米からの輸入商品に対して23日の0時01分から発動することを発表した。
米トランプ大統領はさらに中国からの2000億ドル分の輸入製品に追加的関税を課す用意があること表明しており、そのための聴聞会で9割の参加代表が関税措置に反対したにもかかわらず、米国通商代表部(USTR)は課税リストを微調整に止まり、同聴聞会はポーズだけだったと中国メディアは報じた。
なお、中国商務省の王受文次官は今月下旬、米側の要請で米中貿易摩擦に関する政府間協議の為、訪米することが明らかになっている。