蘇寧電器、会社更生法申請へ 負債総額1344億元

 中国家電量販店大手の蘇寧電器はグループ会社2社(蘇寧HDと蘇寧置業)と共に会社所在地の南京地裁に会社更生法を提出したことが明らかになった。
 南京中級裁判所が7日公開した情報によると、3社は1月26日に同裁判所に提出した。
 蘇寧電器は売上高ベースで中国4位。23年度の決算報告によると、資産総額は1249億6千万元、損益はマイナス57億元で、負債総額は1344億7900万元となる。
 関連会社で、深圳上場の蘇寧易購(002024)が2009年日本で免税店を運営するラオックスを子会社化したことで知られる。
 また2020年9月、中国不動産大手の恒大集団と深深産との再編による上場に戦略的投資として200億元出資したが、期日通り回収できず、株式転換した形で不良債権化処理した。

 

 

 

 

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