鉄鋼大手の鞍鋼股份(アンガン・スチール/0347)は18日、上半期(1~6月期)の業績予想を発表し、純利益は約9倍(860%)増の見込みであることを明らかにした。
同社は、2021年上半期には、鉄鋼市場の回復に向けた好機を生かし、「効率、コスト、技術、サービス、知恵、エコロジー」に注力し、システム思考を貫き、生産性の向上に努め、市場を積極的に開拓し、リソースを効果的に配置、ラインナップを最適化し、合理的にリスクをコントロールして生産と経営指標が絶えず改善されたとし、一株当たり純利益は0.51元、総額にして前年比大幅増の48億元に達する見込みだと発表した。
18日の同社終値は前日比1.32%高の4.620HKDで取引を終えた。