香港株式市場の大納会に当たる12月30日、ハンセン株価指数は15%安、ハンセンテック指数は27%安で2022年の取引を終えた。
ハンセン指数は30日、0.2%上昇して19781.41ポイント、昨年比15.46%安、テック指数は同日0.52%上昇して4128.79ポイント、昨年比27.19%安で通年の取引を終えた。ハンセン指数は年初に25000ポイントを超えた後、下落に転じ、10月には15000ポイントを割り切ったが、その後反転し一時20000ポイント台まで回復した。
指数構成主要銘柄では、中国海洋石油(0883)や金沙中国(サンズチャイナ・1928)、中国神華(1088)などは40%以上上昇したのに対して、舜宇光学科技(サニーオプティカル・2382)や碧桂園(2007)などは60%を超える下落、またシャオミ(1810)は40%、アリババ(9988)やテンセント(0700)は20%安となった。
一方、香港市場のIPOに89社があり、調達資金は大幅縮小の1043億5800万香港ドルだった。