カナダ中銀 7年振り利上げ 政策金利0.75%へ

カナダ銀行(中央銀行)は12日、主要政策金利である翌日物金利を従来の0.50%から0.75%へ引き上げることを発表した。

利上げは2010年以来7年振りのことで、金融危機の後、主要国の中で、アメリカに次ぐ2番目の国となった。

カナダ及び世界的景気見通しの改善が利上げの主な理由で、カナダ中銀は同国の今年の成長率を2.8%、2018年は同2.0%、2019年は同1.6%と従来予想を小幅に上方修正し、2018年の中頃でインフレ率も2%近くになるだろうとの見通しを示した。

利上げ発表を受け、12日午前のニューヨーク外国為替市場でカナダドル対米ドルの為替が上昇し、1カナダドルは0.7816米ドルと約11カ月振り米ドル安、カナダドル高となった。(中金オンライン)

 

 

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