16日、香港市場の取引時間後に第1四半期の業績を発表したテンセントのADR(米国預託証券)は、その後取引が始まった米市場で大きく上昇した。
テンセントは16日、第1四半期の決算を発表し、市場予想を上回る業績で、ADRが取引時間内に最大8%急騰した。
テンセントの発表によると、2018年第1四半期の売上高は前年同期比48%増の735億3000万元(市場予想平均値707億8000万元)、純利益は同61%増の232億9000万元(同174億2000万元)で、いずれも市場予想を上回った。
国内版の「微信」と海外版の「WeChat」を合わせたアクティブユーザー(MAU)は前期比10.9%増の10億4000万人、スマホモバイルゲームの売上高は同68%増の217億元、PC端末ゲームの売上高は前年と同水準の141億元だった。