上海不動産市場回復?2週連続新規分譲ゼロ

不動産仲介大手の上海中原地産によると、10月9日~15日までの一週間、上海の新規分譲住宅の成約面積は前の週より360%増の9万1000㎡で、国慶節など連休前の「ノーマルな状態」に戻ったという。

平均成約価格は同7.0%減の4万5094元で、地域は近郊に集中し、買い替え需要ではなく、実需を中心とした買いだと分析されている。 

サプライサイドを見てみると、2週連続新規分譲物件の供給がなく、「供給不足」が続いている。7月から8月にかけて3週連続の新規分譲ゼロもあり、不動産抑制政策で、新規分譲に企業側が依然慎重である姿勢が伺える。
(21世紀経済報道)

 

 

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