中国 預金準備率0.5ポイント引き下げ 16日から

 中国の中央銀行である中国人民銀行は6日、同行ポータルサイトで、実体経済を支援し、資金調達のコストを下げるため、今月16日から全面的に金融機関の預金準備率を0.5ポイント引き下げる決定をしたと発表した。これには金融会社やファイナンスリース会社、自動車金融会社は含まれないことも明らかにした。
 この他、小規模・零細企業や民営企業に対する支援強化を促すため、省(自治区・直轄市)の行政区域内の地方商業銀行に対し、さらに預金準備率を1ポイント引き下げる。実施はそれぞれ10月15日と11月15日の2回だという。
 中国の預金準備率は2011年にこれまで最高の21.5%まで引き上げられたが、その後順次引き下げられ、今回の引下げまでには13.5%だった。

 

 

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