中国自動車工業協会の董揚常務副会長は２０日北京での記者会見で、完成車の輸出は今年も１００万台を超えるとの見通しを示した。
董揚副会長は、中国の自動車輸出はすでに２００以上の国や地域に拡大したとした上で、「中国の自動車産業は初期的自主創新能力を形成した。輸出は昨年に続き、今年も１００万台を超える見通しだが、輸出の割合はまだ低く、輸出にはまだ大きな空間がある」と述べた。
董揚副会長はさらに、１９７８年中国の自動車生産台数は１４万９０００台で、当時の世界自動車生産台数に占める割合はわずか０．４％だったが、２０１７年（中国自動車）の生産台数は２９０１万５０００台で世界の自動車生産台数に占める割合は約３０％まで成長し、世界自動車産業発展をけん引する力になったとの見方を示した。