中国の輸出入 1~10月期前年比11.3%増

中国の税関総署は10日、1~10月期の輸出入統計を発表し、モノ(貨物貿易)の輸出入総額は前年比11.3%増の25兆0500億元(1元=約16円)だったことを明らかにした。12日付けの人民日報が伝えた。
それによると、輸出は7.9%増の13兆3500億元、輸入は15.5%増の11兆7000億元で、貿易黒字は26.1%縮小の1兆6500億元となった。
ドル建てでは、1~10月期の輸出入総額は、16.1%増の3兆8400億ドル(1ドル=約113円)だった。そのうち、輸出は12.6%増の2兆0500億ドル、輸入は20.3%増の1兆7900億ドル、貿易黒字は22.3%縮小の2542億ドルとなった。
輸出入主体では、民間企業の割合が増加し、1~10月期で前年比14.6%増の9兆8800億元で、対外貿易総額の39.4%を占めるようになり、前年より1.1%増加した。
また、EUや米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、日本など主要市場との輸出入は拡大し、「一帯一路」沿線諸国との輸出入は伸び率として全体を上回った。

 

 

 

 

 

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