中日ロ 米国債売却 日本の保有残高7年振り低い水準に

米財務省は17日、8月の国際証券投資統計(TIC)を発表し、中国は同月59億ドル分の米国債を売却したことを明らかにした。
それによると、8月の中国の米国債保有残高は1兆1651億ドルで3カ月連続の売却だが、依然保有残高1位で、日本は同月56億ドル分売却して保有残高は2位の1兆299億ドルまで減らし7年振り低い水準となった。ブラジルとサウジアラビアが米国債の保有を増やし、いずれも史上最高額まで買い増ししている。一方、ロシアは今年4月に保有米国債を前月比50%以上、5月にはさらに同40%以上減らしたため、同統計リストから除外された。
IMFの発表によると、世界各国の中央銀行保有の米ドル資産の割合は62.3%、2013年以来の低い水準でユーロ、日本円、人民元の割合が増えているという。

 

 

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