北京証券取引所設立へ 上場第一陣66社

 中国証券市場の新興企業向け「新三板」(店頭市場)をベースにして新しく「北京証券取引所」を設立することが明らかになった。
 2日北京で開幕した、世界153カ国・地域が参加する「中国国際サービス貿易交易会」(CIFTIS)で習近平国家主席がビデオ挨拶で明らかにした。
 同日、中国証券監督管理委員会も、イノベーション型中小企業を支援する拠点として現在の新三板の一部をベースに北京証券取引所を設立すると正式に発表した。
 新三板は証券取引所への上場が難しいとされる中小企業向けに2013年に運用開始。現在の公開企業数は7300社を超えるが、その中から66社が選ばれて北京証券取引所上場の第一陣となる。開設の具体的時期は未定。
北京証券取引所は上海、深圳に次ぐ、内陸3番目の取引所となる。

 

 

 

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