アモイ港を拠点に港湾事業を展開する厦門国際港務(厦門港務・3378)は2日、廈門港務投資と共同で株式の公開買付(TOB)で、同社株式の非公開化を発表した。
TOB後の存続会社は廈門港務投資運営有限公司で、TOBの提示価格は一株当たり2.25HKDで、取引停止前の5月26日の終値1.45HKDより55.17%高い水準。
TOBの理由について、同社株の流動性が低く、株価も長期低迷で融資機能が失われているとし、上場規則に束縛されずに、長期的な事業戦略を推進するためとしている。
同社H株は6月6日、取引が再開される。