噂でアリババの株価下落

 14日史上最高値の298HKDを記録したアリババグループの株価は15日寄付から下落に転じた。現地時間10時40分ごろ、前日比3.2%安い288.00HKDまで売られた。

 市場では、米国務省がアントグループIPO(株式新規公開)の前に、貿易相手として不適格と判断した個人や企業、団体を登録する「エンティティリスト」に追加する案をホワイトハウスに提出する可能性があると伝えられている。

 一方、ロイター通信は、中国証券監督管理委員会は、アントグループがIPOの前に、アリペイ経由で同グループのファンドを販売したことは「利益相反」の疑いがあるとして同社を調査し、その影響でアントグループのIPOが延期する可能性が出てきたと報じた。

 その影響で、アントグループの33%の株式を保有するアリババの株価が連鎖で下落した。

 

 

 

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