四環医薬 美容医療とバイオ製薬の両輪

 四環医薬(0460)は29日、2021年1月1日~12月31日までの本決算を発表した。
 期間中の持続的事業の収益は33.6%増の32億9100万元、経常利益は27.9%増の24億4900万元、株主に帰属する当期純利益は12.01%減の4億1600万元、EPSは0.0442元、期末配当0.013元に特別現金配当0.095元をプラスして実施されるという。
 収益大幅増の理由は、美容医療セクターの売上高が3億9900万元に達し、前期比約14倍(1383%)増加したことにけん引されたとする一方、従来のジェネリック薬品の売上高も18.2%増の25億9800万元を達成し、国が定めた医療保障対象品目の「重点モニタリング品目」の影響が収まり、同セクターが回復の軌道に乗ったことを示したとされている。
 市場では、今後美容医療とバイオ製薬の両輪で成長を支えていくことが期待されている。
同社は27日、子会社の山東軒竹生物科技を上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場の「科創板」に分離上場させる計画を発表した。

 

 

 

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