市場変動でも 香港IPOの数は新記録

香港株式市場は外部要因で大きく変動している中でも、6月末までの新規上場(IPO)の企業の数はこれまで最高の101社に達する見込みであることが明らかになった。
世界4大会計事務所の一つ、デロイト・トウシュ・トーマツ (DTT)が19日のレポートで明らかにした。
それによると、6月末までのIPOの数は前年同期の68社より49%増の101になる見込みで、新規調達資金は同548億香港ドルより8%減少の503億香港ドルの見通しだという。調達資金が前年より少ない理由として中小企業(の上場)が多いからだという。
DTTによると、下期には調達資金が100億香港ドルを超える、金融サービス、テクノロジー、消費関連の企業が少なくとも5社の上場が見込まれるほか、中国や世界のバイオ系や教育、金融系のユニコーンと言われる企業も約10社香港市場で株式を公開し、通年の公開企業は約180社、調達資金は1600~1900香港ドルになるだろうと分析した。

 

 

 

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