平安健康医療科技 売上高35%増 赤字幅拡大

 オンライン医療仲介サービスと医薬品ネット販売の平安好医生(平安健康医療科技)」(1833)は3日、2020年度の本決算を発表した。
 売上高は35.5%増の68億6600万元、経常利益は59.2%増の18億6400万元、粗利率は4.1ポイント改善された23.1%、純利益はマイナス9億4850万元で赤字幅は前年度より27%拡大した。
 平安健康はオンライン(遠隔)診療、消費・体験型医療、ヘルスショップ、健康管理と交流の4大セクターを抱え、コアセクターのオンライン診療の売上高は82.4%増の15億6600万元に上り、全社売上高に占める割合は2019年の16.9%から22.8%まで増えた。
 オンライン診療の登録ユーザー数は2020年12月31日まで5760万人増の3億7300万人で、伸び率は18.3%。一日当たりオンライン問診に訪れる人数は90万3千人で、伸び率は23.9%、2020年12月のアクティブユーザー数は8.5%増の7262万人、月間課金ユーザー数は34.1%増の398万人だった。
 同社株は3日、前日比6.4%高の111.4HKDだった。

 

 

 

 

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