復星医薬急落 CBRC調査が原因

6月22日、復星集団傘下の復星医薬(2196)や復星国際(0656)の株価が急落した。急落の原因は中国銀行業監督管理委員会(CBRC)が主要銀行に対して昨年海外で大々的に企業買収を行う企業に対する融資状況とリスク分析を提出するよう求めたことによることが明らかになった。

22日、万達集団の債券やグループ上場企業の株価が急落し、同社及び同社董事長(会長)に関する様々な噂が流れた。その後、復星医薬や復星国際も急落し憶測を呼んだが、証券時報の記者が関係筋を取材したところ、今月上旬CBRCが一部銀行に対して、海航集団、安邦集団、万達集団、復星集団などに対する融資状況とリスク分析を提出するよう求めたことがわかった。

自社株式の急落に対して、万達集団は22日の昼前後、復星集団は午後、自社経営状況は正常で特に株主に報告すべき事項はないとの公告を発表した。(証券時報ほか)

 

 

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