東方航空飛行機事故 137カ月安全運航の記録がリセット

 中国東方航空MU5735便(昆明―広州間)が21日午後2時38分(日本時間同3時38分)頃、広西チワン族自治区梧州市上空で墜落したことを現地メディアが速報し、中国民用航空局の公式アカウントが午後16時34分、これを確認した。MU5735便には乗客123人、乗組員9人の132人が搭乗していた。
 同機は午後1時15分に昆明を立ち、同2時57分に広州に到着の予定だったという。
 同機はボーイング737-800型機で、事故後東方航空は離陸予定の同型機の運航を全機取りやめ、飛行中の同型機が着陸後、運航を停止すると発表した。
 中国民用航空局は2月25日の会見で、2月19日まで中国民用航空の連続安全運航時間は1億時間、137カ月の中国と世界航空史上最高の連続安全運航記録を更新したと発表した。
 なお、事故の第一報は株式市場の取引時間中で、東方航空(0670)の株価は6%以上下落し、終値は6.46%安の2.75HKDだった。
 墜落現場に救助隊が派遣されたが、けが人などの情報は午後8時現在発表されていない。

 

 

 

 

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