福耀ガラス 純利益30%増 配当10株につき7.5元

 自動車用ガラス中国最大手の福耀玻璃(福耀ガラス・1249)は15日、2018年度の純利益は前年比30.87%増加したと発表した。
 それによると、2018年12月31日までの同社の売上高は前年比8.06%増の202億2500万元、純利益は30.87%増の41億2千万元、経常損益を控除した利益は14.44%増の34億6800万元で、EPSは1.64元、10株につき7.5元の現金配当を実施するという。
 同社によると、2018年度利益の内、為替差益が2億5900万元(前年は3億8800万元の差損)、傘下北京福通の株式75%を売却した投資収益が6億6400万元、土地及び工場の売却益が3909万元が含まれ、これら収益を差し引いた税引き前利益は0.29%増だった。
 同社は、中国自動車生産台数減の影響を受け、国内自動車用ガラスの売上高は前年比0.64%減だったが、下げ幅は自動車生産台数のマイナス4.16%より小さいとし、先手を打ったお陰で海外業務は24.42%増加したという。

 

 

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