アメリカのファンド市場に史上最高の235億6000万ドルが流入していることが29日、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの纏めで明らかになった。
それによると、26日からの一週間でアメリカのファンドまたは取引所のETFに週間として最高額の235億6000万が流入した。前回の最高額は2015年3月の150億ドルだった。
この一週間、世界の株式市場への資金流入は210億米ドルで、トランプ氏が米大統領に勝利した11月以来の最高額でその内株式市場には176億ドル、S&P500ETFには40億ドルが流入した。
同じ時期にヨーロッパ株式ファンドにも24億どるという2015年12月以来の水準で、EU各国の経済データと企業の利益増により株式市場への資金が更に増えるだろうと言うコンセンサスができていた。
株式市場への資金流入と比べて固定収益ファンドへの資金は110億ドル弱で、ETFGIパートナーズのDeborah Fuhr氏は、投資家はより株式型ファンドに偏重していることはもう秘密ではないと市場心理を分析した。
(智通財経)