美団に34億4200万元の罰金 市場監督総局

 中国市場監督管理総局は8日、出前サービス最大手の美団(旧「美団点評」、3690)に対して「独占禁止法」違反したとして34億4200万元(5億2700万ドル)の罰金を課すことを決定したと発表した。
 それによると、2018年以来、美団はフードデリバリープラットフォームサービス市場での支配的立場を悪用して差別的レートや出店者のオンラインを遅らせたり、独占的契約を強要したり、独占契約に伴う保証金を徴収したり、ビッグデータやアルゴリズムを利用して出店の二者択一を選択させたりして出店者と消費者の合法的権益を損害させた。行政処分として、美団に対して違法行為を停止し、前出保証金12億8900万元を全額返還し、2020年中国内陸において売り上げた1147億4800万元の3%に当たる合計34億4200万元の罰金を課す決定を下したという。
 これに対して美団は同日、全面的に受け入れるとの声明を発表した。

 

 

 

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