過剰生産能力削減 2016年度目標繰上げ達成へ

「鉄鋼4500万トン、石炭2億5000万トンの生産能力削減目標は10月末日で繰り上げて達成した。来年は鉄鋼や石炭に限らず、法制化と市場化の下で、他の分野の過剰能力解消に努力する」国務院傘下の国家発展と改革委員会の発表を受け、先週中央財経指導小組副主任の楊偉民氏はメディアに対してこのように語った。 石炭業界の生産過剰で多くの企業が赤字経営に陥った。国務院は、2016年から3~5年間で5億トンの削減目標を打ち出し、今年でその半分を達成したことになる。証券アナリストは、過剰能力の削減で企業利益の改善とつながった。削減により需給のバランスが崩れ、石炭価格は大きく上昇したと指摘した。(証券日報)

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