銀行の不良債権比率増 2月末2%以上に

中国商業銀行の不良債権は増加傾向で、2月末まで銀行業金融機関の不良融資残高は年初より1500億元、伸び率にして35%増の2兆元となり、不良債権比率は2.08%に上っていることが明らかになった。不良債権を解消するため、デット・エクイティ・スワップ(債券の株式化)などの案も出ているが、銀行の関係筋は、債券の株式化は一時的に銀行の不良債権を減らせるが、しかし根本的解決策ではない。根本的解決策は企業業績の改善と実体経済の好転にあると指摘した。(財新網)

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