香港証券取引所（HKEX）が５日発表したところによると、2017年末まで香港市場上場全銘柄の時価総額は前年比37％多い34兆香港ドル、史上最高だったという。
それによると、昨年末までの上場企業総数は2118社、2017年に新規上場した企業は174社で、前年の126社より38％増え、また調達資金は5799億香港ドルで、前年の4901億香港ドルより18％増加した。
一方、ハンセン株価指数の終値は29919.15で、前年より36％上昇した。2017年の一日当たりの平均出来高は882億香港ドル、前年の平均669億香港ドルより32％伸びた。
HKEXの李小加総裁は、2018年の第１四半期に上場企業規則の細則に関する諮問を進め、香港市場の発展及び国際的競争力のある案を実施したいと表明し、株式市場も百貨店と同様で、上場企業の数が多いほど投資家の選択肢も増え、世界中の投資家を呼び込むことができると上場基準の改正を視野にあることを示唆した。