4月中国保有米国債58億ドル減少 依然最大の保有国

米財務省が現地時間15日に公表した国際証券投資統計(TICデータ)によると、4月末までの中国が保有する米国債残高は58億ドル減少したという。
減少後の残高は1兆1891億ドルで、米国債保有国の中で依然一位であるが、3カ月連続増加(買い増し)の後、初めて減少(売却)に転じたという。
一方、日本が保有する米国債の残高は前月比123億ドル減少した1兆0312億ドルで中国に次ぎ、米国債保有国の中で2位を維持したが、3カ月連続の減少(売却)であることが明らかになった。
米国債保有上位10カ国、地域の中で4月に買い増しをしたのはケイマン諸島のみで、残りはすべて売却に動いた。保有残高が上位20位にも入っていないロシアは3月の961億ドルから約50%減の487億ドルまで売却を進めたことがわかった。

 

 

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