中国新エネルギー車（ＮＥＶ）新興勢力で、ＮＥＶ三銃士とも言われる理想汽車（2015）、小鵬汽車（9868）、蔚来汽車（ＮＩＯ）の８月の納車台数がこの程出揃い、理想汽車が先月に続きトップの座についた。
納車台数の多い順で、理想汽車が９４３３台、小鵬汽車が７２１４台、蔚来汽車が５８８０台だった。
また、１～８月までは、蔚来汽車が５万５７６７台、理想汽車が４万８１７６台、小鵬汽車が４万５９９２台だった。
蔚来汽車は、８月はマレーシアや南京市などで発生した新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で、部品の供給が一部大きく乱れ、生産が制約を受けたことが納車台数に響いたとした上で、８月の新規受注台数が過去最多を記録し、サプライチェーンの問題が悪化しなければ、９月の納車台数は単月で過去最多を更新できる見通しだとコメントした。