2017年2月の中国のショベルカーの販売台数は伸び率として史上最高の297.65％増の1万4530台であることが6日広発証券の纏めで明らかになった。
中国建設機械協会の統計として広発証券がまとめたもので、関係企業別では、中国系の三一国際（0631）は同社2月史上最高の360％増の3600台のほか、同じく中国系の徐工、外資系のキャタピラー、日立、小松、斗山などいずれも1000台を超えた。
販売台数、伸び率ともに市場予想を超えたことについて、同証券はインフラ需要増に原因があるとして大型工事や鉱山開発、農村のインフラなどが増えているほか、機械のサイクルは6～10年として買換えもピークを迎えているとしている。
また、建設機械のみならず、設備製造業の受注も好調で、多くの企業が昨年比倍増の注文を受けているという。（中国証券網）