電気自動車など「新能源車」(ニューエナジーカー)大手のBYD(1211)は、今年の新能源車の販売目標を昨年の70%増から60%増へと下方修正したことが明らかになった。
会長兼社長の王伝福氏は、2016年の新能源の販売台数は前年比70%増の9万6000台だったが、今年の販売目標は14万~16万台で、伸び率は緩やかになる。しかし40%以上の成長を維持したいと語り、下方修正の理由について、「政府補助金減少によるコスト増によるもの」で、コスト削減に努めるとしている。
政府補助金の減少による影響を抑えるため、一部車種についてすでに値下げを敢行したことを明らかにした。(中金オンライン)