MSCIは21日、中国A株の222銘柄を同インデックスの新興市場指数に組み入れることを発表した。
MSCIは2013年から中国A株を同指数に組み入れることを検討してきたが、いずれも採用が見送られた。中国もMSCIの基準に合うようキャピタルゲインの海外送金の緩和など改革を行ってきた。その結果、4度目の検討で採用に至ったのだ。組み入れは2018年の6月から。
MSCIの指数に組み入れられたことで、短期的には市場に117億ドルの資金流入(国金証券試算)が期待される。
今回組み入れられた222銘柄のうち、AH同時上場の銘柄は59社あり、株価の動きが注目される。(新華社ほか)