OECD 中国通信設備の伸び率2014年から平均60%以上

「経済協力開発機構」(OECD)は11日「OECDデジタル経済アウトルック」を発表し、2007年の金融危機から以降、世界のIT産業が元気を取り戻していない中、中国のIT産業は力強く進んでいることを指摘した。

それによると、2013年以来、多くの国々のIT産業が停滞気味だが、しかし2013年から2016年にかけて中国のIT製品製造業の生産高は年平均10%前後で成長し、伸び率は世界のトップクラスだという。

また、通信設備の生産高から見ても多くの国々が安定を維持したが、中国は2014年から以降、毎年平均60%以上の伸び率で増えている。

IT製品の貿易でも、2008~2015年までの間、OECD加盟国の輸出額は13%下落したが、中国は49%も増加した。また輸入でも加盟国の伸び率は1%だったのに対して中国は60%も伸び、ITサービスの輸出国上位10位に中国がランクインされている。(新華社)

 

 

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