S&P 中国の長期国債格付け引下げへ

格付け機関のS&P(スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ)は31日中国の長期国債の格付けを安定からネガティブに、香港の格付けをAAAとし、長期債券を安定からネガティブに引き下げるとともに、中国短期国債をA-1+とすることを発表した。中国の長期国債格付けについて3月2日ムーディーズが引下げとしたのに続き、S&Pも同様の格付けを下したことになる。これで3大格付け機関のうち、中国の長期国債の格付けについて引下げをしていないのはフィッチ・レーティングスだけとなった。S&Pは中国の長期国債格付けを引き下げたものの、今後3年間中国経済の伸び率は依然として6%以上維持するだろうとの見通しを示した。(総合)

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