3年後、IPO予定の魔点科技

 当社視察団の訪問先は原則上場会社なのですが、時々上場予備軍の会社を訪ねたりすることもあります。ユニコーンやスタートアップ企業などです。11月の視察団で米のエンティティリストに指定されたセンスタイム(Sense Time・中国語社名:商湯科技)を訪問の予定でしたが、事情で叶えなかった代わりに、その小型版で、杭州に本社のある「魔点科技」を訪ねることができました。創業者でCEOの肖伝宝氏は3年後に、ハイテク新興企業向けの「科創板」への上場を目指すとの目標を語ってくれました。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

環境改善は3大課題の一つ 北京都市資源上場へ

 「習近平氏は2期目の執政理念について、システミックな金融リスクの解消、 経済格差是正(脱貧困支援)、環境改善(青空防衛戦)を打ち出している。汚染対策は3大課題の一つに挙げた。業界人として前途洋々だと感じる」。北控水務執行役員の李海楓副総裁は、同社傘下、北京都市資源のIPOに関する投資家との懇談会で先行きの見通しについてこのように述べています。北京都市資源(正式名は「北控都市資源集団」)はいよいよ来年の1月に上場することになりました。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

北京都市資源IPO準備中 親会社の北控水務は

 アリババグループ(9988)が香港でのIPOに40倍以上の応募倍率で26日に香港市場に上場しました。初日は公募価格より6.6%高で取引を終えたのに続き、本日(27日)も前日比1.28%高で寄り付いた後、前場では最高で3.9%高の195HKDまで買われています。地元投資家では、「打新」(新規IPOに応募すること)という言葉が出るほど、IPOに人気があります。IPO=株高が浸透しているからです。
 IPOと言えば、今年の8月「北京都市資源」を子会社に持つ北控水務の役員一行が来日し、日本の投資家と懇談の場を持ちました。その北京都市資源がいよいよ来年の1月にでも香港で上場すると今週同社から当社に連絡が入りました。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

「ブラックテクノロジーではない 応用がカギ」

 米のエンティティリスト(禁輸リスト)に指定された企業を訪問できることは参加者の皆様も興味津々でした。2001年に設立し、2010年に上場、弱冠18歳の会社がアメリカをビビらせたわけで、急成長の背後に何か秘密があったのでしょうか。同社ショールーム見学の際、外人風の見学チームが幾つもあったので、同社に関心を持っているのは私たちだけではないことも明らかです。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ