徐さんの中国株

矯正歯科ニーズ急増 時代天使

 医療機器関係の上場会社でこれまで心臓のペースメーカーや血管拡張のステント、整形外科のインプラントなどの関連会社を訪問したことがありますが、美容医療や矯正歯科などでも上場会社が生まれるようになっています。時代天使(6699)は矯正歯科業界初の銘柄で投資家の注目を集め、上場初日の株価は2.3倍以上急騰しています。

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時代天使本日IPO、応募倍率2千倍超

 「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、健康需要があるからこそ、阿里健康(アリヘルス)や京東健康、平安健康などが短期間で急成長した会社が生まれたのです。健康になってから今度は美容医療(メディカルエステ)のニーズが高まり、関連銘柄の株価も急騰しています。美容医療の一つ、歯科(歯列)矯正銘柄の「時代天使科技(エンジェルアライン・テクノロジー)」(以下、「時代天使」)が本日、6月16日香港市場で株式を新規公開(IPO)し、ブックビルディングへの応募は発行予定株式数の2078倍という倍率からでも関心の高さが伺えます。

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オンライン診療か電子商取引か

 インターネット医療銘柄として上場した阿里健康と平安健康、京東健康の3社はオンライン診療の時代を代表する銘柄として期待されていたが、3社の決算を横に並べてみると、それぞれの特徴が見えてきます。(以下、それぞれ「阿里」、「平安」、「京東」と略す)

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インターネット医療3強決算出揃い 強いのは

 オンライン診療は時代の流れ。河野行革相は8日の記者会見で初診からのオンライン診療の恒久化を来年度中にも開始する計画を明らかにしました。コロナウイルス感染症の大流行でオンライン診療が見直され、関連銘柄の株価が昨年大きく上昇しました。5月25日、阿里健康(アリヘルス)の本決算発表をもって、インターネット医療3強(阿里健康、京東健康、平安健康)の20年度の本決算が出そろったのです。3社の決算をどのように読んだら良いのでしょうか。

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美容医療系大株主売却で下落も 上場申請続く

 中国A株市場で、新エネルギー車関連とともに、今年市場で注目され、株価が全面高を呈していたのはメディカルエステ(美容医療)関連銘柄です。A株でこのコラムではあまり取り上げていないため、見慣れないかもしれないが、深圳市場上場の朗姿股份(002612)や奥園美谷(000615)、哈三聯(002900)など株価が4倍から8倍以上も上昇した関連銘柄は7日揃ってストップ安となったのです。5月に入って株価が史上最高値を記録したこれら企業の創業者一族の大株主は揃って売却を発表したからです。その影響で業界に新規参入の四環医薬の株価も4HKDの一歩手前で上昇が止まり、ここ数日下落に転じています。

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アナリストレポートはシグナルの一つ

 株式投資で決算書を分析するほか、アナリストレポートを参考にする投資家も多いかと思います。羅欣薬業が公開買付(TOB)で上場廃止にした理由の一つに、出来高が少ないことが挙げられます。同社はGEMからメインボードへの指定替えを何度も申請するもいずれも却下され、IPOでの調達資金は数千万香港ドルだったのに対して、上場後の配当金だけで数億香港ドルに達し、GEM市場に留まる意味がなくなったと判断して上場廃止を決めたという経緯がありました。なぜGEMに留まる意味がなくなったかというと、

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医薬品セクターに依然チャンスが多い

 株式投資でもその人の性格や好み、さらには信条とも絡んでいると言っても過言ではありません。証券の中信証券(6030)や不動産の万科企業(2202)、そしてカジノの銀河娯楽(0027)はいずれも業界大手でありながら、株価は1~2年の間で必ず半値くらいまで落ち込んでまた高値を記録するという繰り返しをしてきました。長年市場を観察すると、そういうこともあるとわかってきますが、しかし信念上、ブローカーやカジノを応援できないと決め込んでいる方はこういった株にはまず手を出さないんです。

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中国株で1億円を作るのは難しいことではない

 「『中国株で一億円儲かった』はもう古い」というタイトルのコラムを書いたのは2016年9月。タイトルに魅力があったのか、いまだアクセスが後を絶たない状況です。遡って20年ほど前からお付き合いの会員の多くは「羅欣薬業」株で億単位の財を成した事実があります。なぜそれがわかるかというと、羅欣薬業が公開買付(TOB)で上場廃止を決め、公告を発表したにもかかわらずTOBに応じることを失念した投資家が数人いて、締切後に当社が依頼を受け、代わりに同社と交渉し、TOBと同一価格で最終的に買い取ってくれたことがあったからです。羅欣薬業株を保有して少なくとも5年はあったと思いますが、長期保有で羅欣薬業株を上回るパフォーマンスの銘柄もあります。
 微創医療科学(マイクロポート・サイエンティフィック/0853)です。8年ほど前の2013年9月13日、当社視察団が上海で同社を訪問し、帰国後当時のアメブロで訪問の様子を纏めました。株価は当時4HKD台だったんですが、昨日(6月1日)の同社終値は70.050HKDでした。今日は同社訪問を記録した8年前のブログを再公開します。

         微創医療はどんな会社?

第四回投資視察団最終日の13日、
午前中「上海復旦張江生物医薬」を訪問した後、
同じく張江ハイテクパークの中にある
「微創医療」(マイクロポート)を訪ねました。

この会社を選んだ理由は非常に単純なものでした。
利益率が高いこと。昨年は粗利が44%で、
純利益率は38%あったこと
大株主は大塚メディカルデバイスであること
山東威高と事業内容に似ている部分があったこと


ショールーム見学

ところが、訪問決定した後、8月になって
同社は業績予想を発表し、上半期の決算予想で、
減収減益だということで、
視察団出発前に同社が発表された決算報告では、
純利益は58.63%減少し、利益率は
何と2.18%まで落ちていることがわかったのです。

利益が大幅減少の原因について、
説明会に臨んでくれた同社CTOの羅七一氏は
同社主力製品の薬剤溶出ステントの売上高の減少と
研究開発費が増加したことそして
アメリカ企業の買収に資金を投入したことなどを
挙げて説明してくれました。

同社訪問をブログで案内したところ、
投資家のA様から「冠動脈ステントで
firebird2という製品がホームページにあるのですが
恐らく主力製品と思います。これは使用してる
薬剤からみるとJohnson &johnsonが10年前に発売した
cypher ステントに似ている気がします。
これは第一世代の薬剤湧出性ステントで
既に先進国では使用されておらず、
現在は第三世代のabott社のxienceステントや
テルモ社のnoboriステントが主流です。
こういったものを作る予定はあるのでしょうか?」
というメッセージをもらいました。


      同社CTO羅七一氏と記念写真(2013年09月13日)
これを説明会で開発担当の羅CTOに質問したところ、
firebird2はJ&Jのcypherより進んでおり、
またすでに完成し、当局に認可を申請中の
同社第3世代のステントはabott社のxienceステントよりも
進んでいると説明してくれました。

あまり専門的なことで信じていいかどうかも含めて
門外漢の私にはわかりませんが、
「中国にあって世界レベルの製品を作り、
2020年までに100億元の企業を目指したい」と
長期的目標を豪語してくれた羅氏に
一行は盛大な拍手をお送りしましたが、
利益率のダウンと買収したアメリカの企業が
どれだけ利益に貢献できるか、
本決算まで確認したいと考えます。(了)

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社員に温厚な経営者 株主には  京東物流

 ビジネスモデルがわかりやすいという意味では、京東集団傘下の京東物流(2618)もまた単純明快です。同社は先週金曜日(28日)、予定通り、香港証券取引所で株式を新規公開し、久々の大型上場で市場ではまたも「資本の饗宴」に「興奮やまぬ」雰囲気に包まれています。

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上がるも下がるもわかりやすいトリップドットコム

 百度(バイドゥ・9888)のAIや自動運転技術が株価に寄与しているかどうか部外者にわかりづらいと言えば、その百度が筆頭株主を務める携程集団(トリップドットコムグループ・9961)の株価の上がり・下がりはとにかくわかりやすい。投資の解説本では、株を買うなら身の回りの物からと書かれているのが多いですが、旅行よりわかりやすい業界はないだろうと考えます。「お金がないから旅行したことはない」という人はそもそもこのコラムにはたどり着かないでしょうから、旅行好きを前提に話を進めて参ります。その百度(18日発表)に続き、トリップドットコムが19日、第1四半期の(監査前)決算を発表しました。

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百度の自動運転 株価に寄与したか

 どこの会社も目指す目標や使命を社是として掲げています。アリババは「譲天下没有難做的生意(世の中の難しい商売をなくす――To make doing business easy)」、テンセントは「用戸為本、科技向善(ユーザー本位、善用される技術――Tech for Social Good)」、そして百度(バイドゥ)は「用科技譲複雑的世界更簡単(テクノロジーで複雑な世界をもっとシンプルに)としてかかげています。百度の技術はどこまで進化し、株価に寄与したのでしょうか。

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「検索」からの脱皮を図る百度(バイドゥ)

 中国のIT大手と言えば、かつては百度(バイドゥ)、アリババ、テンセント3社の頭文字を取って「BAT」3雄で知られていたが、美団(MEITUAN)」の上場で時価総額では百度を逆転し、いまは「ATM」(アリババ、テンセント、美団)がすっかり定着しています。株式市場では「BAT」復活なるかと懐かしがる声さえ出ている中、百度は内外から注目の第1四半期の決算を発表しました。

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豪華なコーナーストーン投資家陣 京東物流

 今月28日IPO(株式新規公開)予定の京東物流は公募期間(17~21日)を1日繰り上げて20日で公募を締め切りました。このコラムをアップする時には公募価格も公表されているはずで、予定では39.36~43.36HKDの間で、合計6億920万株(グローバル市場では97%)を発行し、その内香港市場では約3%の1827万5千株を発行する予定で、19日現在の応募倍率は・・・

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山東墨龍 株価が昨年比で10倍に

 「山東墨龍」(0568)。当社会員の多くが聞き慣れた名前かと思います。法人名義で証券口座を開設された方が法人をクローズしたことで、口座も一時凍結されましたが、口座には同社株が売れずにいたので、解凍手続きの間、株価急騰のお陰で、残高がどんどん膨らんでいるとの報告を受けています。その山東墨龍の株価は年初から6倍、昨年5月の0.6HKDから10倍以上「暴騰」しています。

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京東物流 28日株式公開の予定

 中国物流最大手で、深圳上場の順豊控股(SFエクスプレスの親会社・002352)は4月22日、第1四半期(1~3月期)の決算を発表しました。4月初めに赤字の業績予告(速報)を公表したものの、10億近い赤字(9億8900万元)額は市場にやはり大きな衝撃を与えました。同社株価も2月18日の上場後最高値124元から直近では半値近い62元台まで暴落。もちろん物流市場が縮小したわけではなく、同社売上高も前年比27%増でしたが、純利益に至って200%超の減少だったのです。「順豊ショック」の中で、ライバルの京東物流がいよいよ今月28日香港で株式を新規公開(IPO)することになっています。

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テック企業に注目を

 中国電子商取引(EC)最大手のアリババ(9988)は13日、上場後初の四半期赤字決算を発表しました。独禁法違反のための監督官庁による罰金の影響で、通期決算で純利益微増という結果(「アリババ罰金処分で第4四半期赤字 通年純利益微増」ご参照)でしたが、発表当日のNY市場での同社株価は6.28%安に続き、翌日の香港市場の株価は5%超安で取引がスタートしました。IT系銘柄を振り返ると、

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「賢者」に学ぶ 青島ビールでただ株を作った復星国際

 恒例のバークシャーハサウェーの年次株主総会が5月2日オンラインで開催されました。オハマの賢人ことウォーレン・バフェットとパートナーのチャーリー・マンガーが揃って出席し株主の質問に頭脳明晰で応じている場面は印象的でした。前者は91歳、後者は97歳。史上最強の「90后(ジョーリンホウ――1990年代生まれの世代を指す中国の流行語)コンビ」と言われます。株式投資は金儲けだけではなく、ボケ防止にもなることの何よりの証拠で、このコラムを読んでいる方、年取ったかなとの兆候が少しでも感じたら、最強コンビを思い出してほしいです。

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復星医薬 BioNTechとワクチンの現地生産化に合意

 中国製薬大手、復星医薬(Fosun Pharma・2196)の株価は大きく動いています。コロナウイルス感染症発生の早い段階から同社は独バイオンテック社(BioNTech)と提携し、ワクチンの共同開発に参画しました。その進展などについて復星グループの郭広昌氏が中国版Twitterの公式微博(ウェイボ)で報告されていることを当サイトの「中国経済News & topics」でもご紹介しています。 2017年6月上海で同社を訪問してから同社業績についてずっと関心を持って見ています。

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「蔚来」はすぐそこまで

 勉強会で「我々にはもう未来はない」と話したら、会場では少し年配の方々の笑いが聞こえてきました。自嘲気味でしょうか。しかし「10代、20代または30代の時には我々も大きな夢を持っていた。我々の未来はまさに今だ」と続いたらやっと我に返ったように皆さんがうなずいているのを感じたのです。「夢にも思わなかった」こと、実際世の中でたくさん起きています。「蔚来(未来)」はもうすぐそこまで来ています。

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BaaS方式の蔚来汽車(NIO)

 中国の自動車市場は戦国時代の真っ只中にあります。大手と呼ばれるだけでも国務院直轄の第一汽車、東風(第二)汽車、長安汽車に、地方政府管轄の上海汽車、広州汽車、北京汽車のほか、民間とされるBYD、吉利、長城に新興勢力の理想汽車(北京)、蔚来汽車(NIO・上海)、小棚汽車(広州)などがあり、また日系や欧米系のほか、ここに来てIT系や不動産系、家電メーカー系など「乱立」と言っても過言ではない状況が続いています。こうした状況でも10年、20年後にまだ生きていくには自身の特色を出さなければいけません。新興勢力のNIOはBaaS(Battery as a Service)を全面的に打ち出しています。

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