四半期ごとの発表を中止した中国生物製薬

 中国の上場製薬会社はほぼジェネリックからスタートし、売り上げを伸ばしているプロセスで研究開発費を増やして新薬を開発したり、M&Aで買収したりして成長を維持してきています。脳卒中や腫瘍の治療薬で知られる石薬集団は虚血性脳血管合併症、末梢血管疾患、糖尿病合併症治療の「舒安霊」を21年に認可を受け発売すると売上高は213%増、パーキンソン治療薬の「恩悉」を20年に上市すると、翌年の売上高が172%も増えたと報告。同社にそん色のないスピードで新薬開発を進めているのが中国生物製薬です。

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新薬で勝負する石薬集団

 中国株の香港市場では、インターネット医療関連銘柄の評価(PER)が30倍も60倍にもなりますが、対して製薬会社の評価が高くて20倍前後で、かなり堅実な会社でも10倍くらいで、経営陣が決算や業績説明会など投資家との会見では、わが社に対する市場の評価が低すぎると口々に言います。口頭だけで自社株を買い戻す行動もない企業はさておいて、自社株買いを実行する会社は要注目です。

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マネージドケアに賭ける平安健康

 総人口に対して医療資源の不足からインターネット医療に対する期待が相当高いものだったことが平安健康(通称「平安好医生」・1833)の株価の推移からも読みとれます。2018年5月4日、発行価格54.8HKDで上場した同社株価は赤字の垂れ流しにも関わらず、21年2月16日に148.50HKDまで買われ、時価総額が1660億香港ドルまで膨らみました。それから6年、株価も時価総額も10分の1以下になってしまったことは皆さんもご覧の通りで、インターネット医療は単なる幻だったように思えてなりません。

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本来の価値に近づくインターネット医療銘柄

 「石の上にも3年 阿里健康黒字転換」を書いたのは2018年6月のこと。株価は6HKD台だったが、あれから凡そ3年後の21年2月には株価が30HKD台まで上昇。しかしさらに3年経つと、今度株価が3HKD台まで下落してしまったのです。30HKD台まで買われたのはインターネットを活かした診療が期待されたことで、3HKD台までまで下がったのはその期待が外れ、企業の評価も本来の適正水準に近付いたからだと言えなくもないようです。

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