石薬集団 純利益26.2%増 創薬結実

石薬集団は5月25日第1四半期の決算を発表した。

それによると、3月31日までの第1四半期の売上高は昨年同期比16%増の34億7100万HKDで純利益は同26.2%増の6億3800万HKD、一株当たり利益(EPS)は10.54セントだった。

特筆なのは、創新薬ラインナップの売上高は昨年比29.6%増の14億2000万HKDに達したことで、当社視察団が石薬集団訪問の際、3種類の新薬発売が実を結んだ結果となった。

視察団訪問の詳細(Q&A)について、個別銘柄の情報をご利用ください。

 

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(2017年3月16日更新)

石薬集団 株価10ドルの大台に

石薬集団(1093)の株価は2017年3月16日、10HKDの大台に乗せた。

1994年中国医薬品企業の第1号として香港に上場。ビタミンの生産量世界一。日本向け輸出は年間1.5~2万トン。日本国内流通のビタミン約九割が中国産。その更に50%は石薬集団が占める。

2012年から創薬を上場会社に注入。利益の八割以上が創薬により創出される。

脳卒中の治療に使う「恩必普」(NBP)は国家一類新薬で、130か国で特許を持っている。年間売上高は20億元。単品の売上高目標は100億元。同社総売上高目標は1000億人民元。2016年通期利益目標は20~25%増。

(視察団とのQ&A全18問からピックアップ 有料資料は前18問網羅)

 

Q1:国有の持ち株が売却された後、その受け皿は?

Q2:売上高の内、国内外の比率は?

Q3:今後海外市場が伸びるか、それとも国内市場が伸びるのか。

Q4:輸出とは反対に、原料薬を輸入して販売するものはあるのか。

Q5:どうして米国で認可されて逆に中国で市販されていないのか。

Q6:臨床の2期、3期のものもあるとパンフレットにある。

それぞれ認可は2019年と2018年となっている。売上高に計上できるのは何時ごろになるのか。

Q7:会計についてお聞きしたい。中国の薬品販売は非常に複雑と聞く。代理店方式や直販、卸などと様々とあるが、貴社社員は18000名、会計や監査関係者は何人くらいいるのか。一部の会社に会計監査に問題があるため、取引停止になったりもある。この問題をどう見るのか。 

Q8:現在市場は低迷し、株価もあまりぱっとしない。
一部の会社はA株への回帰(A株に上場)を模索している。貴社はこのような計画あるのか。

Q9:中国では医薬分業を進めていると聞く。貴社への影響は? 

Q10:貴社の株価はどれくらい伸びると思う?

 

 

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