アリババ快進 背後には

 アリババの「双11(ダブルイレブン)」で、開始わずか1分36秒で、売上高は100億元を達成し、これは日本の通販大手、楽天プラットフォームの年間売上高に匹敵するものだということで内外から話題を呼んでいます。「双11」はちょうど10年前の2009年に始まったもので、発案者は今年アリババグループ創業者の馬雲(ジャック・マー)から会長職の禅譲を受けた張勇(ダニエル・チャン)氏だったのです。「双11」の売上高は初年度の5千万元から、今年の2684億元まで、10年間で実に5千倍まで膨らみ、成約額や受注件数の処理能力などいくつもの記録を更新し、アリババの快進撃を改めて世に知らしめたのです。そのアリババが今度グループ全体として香港に上場することになったのです。

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