「即席めんの落ち込みは出前サービスの隆盛によるものだ」。中国デリバリー市場の急成長で、即席めんのシェアが取られたと一時多くのアナリストの見方として定着しました。しかし、大手2社の2018年の販売を見ると、康師傅は5.73%増の239億1700万食、統一企業は5.7%増の84億2500万食を売り上げていますので、前出アナリストの見方はやや説得力不足のようです。市場でも、2018年中国全体で即席めんの販売量は5年ぶりに400億食を超えています。
続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。