テンセント 5年間投資額625億ドル BATで最多

M&A情報サイトMergermarketによると、2012年からの5年間テンセントが業界企業の買収にIT御三家BAT(百度、アリババ、テンセント)の中で最高の625億ドルを投資したという。

昨年、テンセントはフィンランドのモバイルゲーム最大手のSupercellの株式84.3%を取得するのに、年間最高の86億ドルを投じた。

「テンセントはBATの中で唯一投資と買収が毎年伸びている会社だ」とMergermarketの中国市場担当のWang Yiqing氏が言う。

御三家の内、M&Aの投資額が一番少ないのは百度で合計80億ドルで、テンセントの8分の1に留まっている。

一方、多分野に投資しているのがアリババ。これまで金融、スポーツ、健康、エンターテインメント、小売りなどに419億ドルを投資している。2016年さらに「南華早報」 (South China Morning Post)に投資して新聞業界への参入を目指したのだ。

アリババとテンセントの海外進出に伴い、海外での買収も更に拡大するだろうと見られる。
(智通財経ほか)

 

 

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