財政省は14日、6月の一般会計予算の歳入は昨年同期比8.9%、支出は同19.1%とそれぞれ増え、5月より大きく上回ったことを発表した。
その内、不動産税は同18.8%、自動車購入税は同22.8%の二ケタ増であることが明らかになった。
6月までの一般会計歳入は前年比9.8%増の9兆4306億元、歳出は同15.8%増の10兆3483億元だった。
不動産と自動車税の大幅増のほか、貨物輸入の増値税、消費税は同34%、関税は同21.2%、個人所得税は同18.6%それぞれ伸びているが、証券取引に関する印紙税は同8.8%下がった。
一方、歳出増では、教育支出は同17.2%、社会保障と雇用は24.6%、債務利息は31%、科学技術は22.7%とそれぞれ増えている。 (WSJ見聞)